てんかんの原因ってなんですか?

てんかん発作の症状は色々ある

てんかんで倒れた男性

突然に目の前で倒れて意識を失い、けいれんを起こして、という状態を目の当たりにした場合、ショックが大きいでしょう。
てんかんの発作です。慢性的な脳の疾患で、老若男女を問わず100人に1人の割合で発症するため、あなたやあなたの子供がならないとも限りません。

ただ、発作によってそのまま死に至るというわけではありません。それに、数秒から数分もするとけいれんは収まるはずです。
ただ闇雲に怖がるのではなく何分程度どのような症状を起こしていたのかが医師に説明できるよう、冷静に観察することが望ましいです。

それに、てんかんを発症したからといって必ずしも倒れたりけいれんしたりといった症状が起こるとは限りません。けいれん発作の症状はさまざまあるのです。
てんかんは脳の神経細胞が異常興奮を起こすことで発作が始まります。
脳の一部分に限った部分発作と脳全体に起こる全般発作とに大きく分類することができます。

部分発作であれば自身で発作を起こしていることを自覚することもできます。
けいれんなどの運動発作だけでなく胃のむかつきや失禁が起きたり、知覚や視覚や嗅覚など感覚の異常を訴える患者もいます。
記憶障害や錯覚・幻聴が起こることもありアルツハイマーなどと間違われるケースもあるのです。

全般発作も意識消失やけいれん・全身のこわばりが起こるいわゆるてんかんの発作以外にも、一部の筋肉がぴくっと動くだけのものもあるのです。
その程度なら問題ないように思えるかもしれませんが、もしも何か手に持っていた場合に突然の発作で手から取り落としてしまったり投げてしまったりすることもあるのです。
それにより自身や周りの人が大怪我を負うケースだってあります。やはり治療は必要です。

早期発見し、適切な薬を服用するようにすれば、ある程度は発作を抑えることができます。
何らかの異常を感じた場合にもしかしたらてんかんかもしれないと疑ってみることも必要です。
けいれんを起こすのだけがてんかんではありません。

うちの子ちょっと変?それは小児てんかんの症状かも

てんかんは老若男女を問わず発症する病気ですから、もちろん新生児のときから発症しないとも限りません。
小さな子供の場合、小児てんかんと呼ばれます。特に新生児の多くはけいれんを伴わない場合が多く、病気が分からないままになってしまいがちです。
うちの子、ちょっと変なのではという行動があれば、もしかしたら小児てんかんを発症しているのかもしれません。

特に多いのが欠伸発作です。普段どおりに過ごしていた子供が突然に話が途切れたり動作が止まってしまったり、視点がおかしくなったりといった場合には病院を受診してみた方がよいでしょう。
視点の止まる時間は20秒から30秒程度と短いため気づかれないことも多いです。
授業中にぼんやりしていたり集中力にかけていたり、食事中にお箸を落としてぼんやりしていたりといったときは、その間意識がなくなっているのかもしれません。
ただしかりつけるのではなく様子をみた方が良い場合もあります。

睡眠時であってもてんかんの発作は起こらないわけでもありません。
けいれんを起こすこともありますし、大声を出したり手足を振り回したりして暴れることもあります。
似た症状を持つ病気として夜驚症もありますがこちらは夜中に暴れるだけで日中に症状が起こることはありません。
それに入眠から3時間以内に起こることが多く一晩に1回程度です。

一方のてんかんは眠りに入る前後・起床の前後と自律神経の変化が起こるときにおきやすいと言われています。
発作の起こる時間帯が違うのでどちらの症状なのか分かるでしょう。とはいえ、病院で脳波検査などを元に医師の診断を受けるのが望ましいです。
できれば症状が起こっている際の様子をビデオカメラや携帯電話に収めておき、医師に相談してみてください。

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